神社・お寺のお参りの記録を投稿できるWebサービス「ホトカミ」を4月6日にリリース。合わせて資金調達も実施。

神社・お寺のお参りの記録を投稿できるWebサービス「ホトカミ」を4月6日にリリース。合わせて資金調達も実施。

株式会社DO THE SAMURAIは、神社・お寺の口コミを投稿できるWebサービス「ホトカミ」をリリースしました。日本最大級14万4000件のデータベースをもとに、ユーザーの声を集めます。また、NK Fund第1号投資事業有限責任組合をはじめとした投資家より、株式ではない新しいレベニューシェア型の資金調達を実施しました。
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■日本全国14万件の神社・お寺 の記録を口コミできるWebサービス「ホトカミ」とは?

ホトカミ:https://hotokami.jp/

日本最大級14万4000件のデータベースをもとに神社やお寺に行った口コミを画像とともに投稿することができます。※1

< 使い方 >
①Facebookでログイン
②「名前×エリア」で検索
③良い文章や画像を投稿
(SNSで共有することもできます)

日本では、およそ1300年前(奈良時代)から150年前(明治維新頃)までは神仏習合といい、お寺と神社がゆるやかに共存していました。名前の由来は仏(ホトケ)と神(カミ)で、「ホトカミ」です。

※1 平成28年度文化庁発行の宗教年鑑によると神社とお寺の総数は162141。ホトカミは日本全国の約9割を網羅しています。

■背景
コンビニは日本全国に55,699軒あります。それに対して、前述の通り神社とお寺の総数は162,141あり、コンビニの3倍近く存在します。※2

しかし、そのうちの3万件は10年後消滅するとも言われ、すでに住職がいないお寺は20,000軒をも上回ると言われています。※3

これはまさに現在進行していることで、神社・お寺の消滅とともに、そのまちの文化や歴史、そして地域でのつながりが失われてしまいます。

原因は江戸時代から続く「家」単位での収入源である檀家制度・氏子制度が崩壊しつつあるため。現在、必要とされているのは「個人」との新しいつながりです。


しかし、インターネットが始まり20年以上経った現在でも、神社やお寺のうちWebサイトを持ち、独自の情報を発信しているのは、わずか1.5%(2000件程度)(自社調べ)。いつも見かける近所のお寺が何なのかわからない、お祭りに参加したとしても、どんな由来のお祭りなのかが、わからないなどオンライン上に情報が無いという課題があります。

また、神社やお寺側としても、このままでは檀家などは減り続けてしまうため、新しい生き残りの道を模索しています。

ホトカミを通して、思い出や口コミなどの情報が共有されることで、まずはこれまでお寺や神社に興味がありながらも、どう関わることができるのか知ることができなかった人たちが簡単に情報を得ることが可能になり、新たな繋がりが生まれます。

日本には、不登校、格差、麻薬中毒、孤独死、伝統の継承、少子化、自殺など様々な社会課題があります。
その根本的な原因のひとつは人と人との繋がりの希薄化によるものと言われています。

しかし、日本では少なくとも1300年以上、神社やお寺が人々の繋がりを育む機能を担ってきました。
ホトカミをきっかけに、寺社と人々に新たな繋がりが生み出し、寺社本来の機能を取り戻す手助けをしていきたいです。

※2 コンビニ総数は2015年タウンページ出典
※3 「寺院消滅」 著 鵜飼秀徳氏より

■今後の展開
今後は、口コミを増やしていくとともに、座禅・御朱印・写経などの体験の検索機能、ユーザー同士のフォロー機能や、近くに寺社があるときにお知らせする機能などを追加し、よりユーザーと寺社の距離を近づけていきます。

また、これまでの経験を生かしオンラインだけではなくリアルでのツアーなども開催していきます。直近では、4月30日に第17回松陰神社ツアー(世田谷)を開催します。

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