弟子日記⑦自然栽培を知る【後編】~神社・お寺と自然栽培の共通点とは?~

弟子日記⑦自然栽培を知る【後編】~神社・お寺と自然栽培の共通点とは?~
こんにちは。
9月いっぱいで卒業するSEO・広報の小泉です。
残せるものを最後まで残したいです。

 自然栽培とうがらしと自然栽培ゆず

 

今日は自然栽培を知る【後編】ということで、神社・お寺と自然栽培の共通点について書きます。

 

・自然栽培って何ですか?
・自然栽培と有機栽培の違いって?
・「この世には害虫も雑草もない!」という仏教の教え
・お祭りと一緒!?地域ごとでの魅力を持つ自然栽培
・私が目指す自然栽培とは?

 

自然栽培について知らない人が多いと思いますので、
「自然栽培とは?」からみなさんにお伝えします。

 

【自然栽培って何ですか?】
自然栽培は農薬・肥料を使用しない農業です。
また自然栽培は植物や土が持つ潜在的な力を引き出すことで栽培します。

 

土の中にはたくさんの微生物や菌類などがいます。
たった一握りの土の中には、世界の人口をはるかに超える数の微生物がいると言われています。
これらの微生物を生かすことが自然栽培の大きな一歩だと考えています。
 
 オフィスで自然栽培野菜を振る舞った

 

【自然栽培と有機栽培の違いって?】
自然栽培は、農薬も肥料も使用せず、自然環境を生かして農業をしますが、
有機栽培は、制限はあるものの農薬や堆肥(家畜の糞などの肥料)も使用します。

 

自然栽培は有機栽培の目指す循環型農業をさらに突き詰めた農業といえるでしょう。

 

両者の共通点はともにより良い農業を目指しているということです。
最近では、自然栽培に近い考えで有機栽培に取り組む農家も増えています。
両者の相互理解によって、本当の意味でのより良い農業が生まれると思います。

 

【「この世には害虫も雑草もない!」という仏教の教え】
農業では、虫に喰われることを恐れ農薬を撒き、彼らを害虫と呼びます。
また、雑草(作物以外の草)を枯らすために除草剤を撒きます。

 

しかし、害虫はあくまでも人間目線で害とみなしているだけです。
同様に、雑草と呼んでいるのは私たち人間であって、雑草という草はどこにはありません。

 

仏教には、「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」という言葉があります。
これは草や木、生物のような自然界の全てに存在する意味があるということです。
つまり、どんな虫でもどんな草でも、生きる意味があるということです。

 

この考え方を知ったとき、まさに自然栽培に共通する部分があるなと感じました。
仏教から自然栽培が学べることは、まだまだありそうな気がします。
 

 

【お祭りと一緒!?地域ごとでの魅力を持つ自然栽培】
自然栽培の考え方は日本の神社に似ています。
神社には地域の文化に合わせたお祭りがあります。

 

同様に自然栽培の農作物は地域ごとで味や性質は様々です。
なぜなら、その土地の気候や土を生かして作るからです。

 

今までの農業は農薬や(化学)肥料、品種改良という技術の発展によって、
どこでも同じクオリティを出せることに達成しましたが、
土地ごとに異なるお米や野菜を楽しめる感性も、豊かに生きるために必要なのではないかと思っています。

 

地域ごとの魅力を持つ自然栽培の野菜には、オンリーワンの価値があるのではないでしょうか。

 

【私が目指す自然栽培とは?】
私の夢は、「自然栽培という言葉がなくなり、当たり前のようにみんなが自然栽培の食べ物が普及している世の中」です。

 

先日、DO THE SAMURAIに自然栽培の野菜を持って行ったとき、面白い体験をしました。
27年間ピーマンを食べれなかった代表の吉田が、自然栽培のピーマンなら食べることができたのです。
吉田のピーマン克服が勇気を与えてくれたのと同時に、自然栽培の時代は必ず来ると確信できた瞬間でした。

 

自然栽培で育てるには、最低でも3〜5年間がかかります。
土作りが大変で、1、2年目は特に虫に食べられてしまい、病気になってしまう確率も高く、
お金の面でも、気持ちの面でもこの3〜5年間を越えられず挫折してしまう人たちは多いからです。

 

はじめの3〜5年間を乗り切ることが、生産者のためにも、消費者のためにも大切です。

 

まだどんな切り口になるかはわかりませんが、私は10月から自然栽培農家をサポートすることで、
一人でも多くの人に自然栽培のお米や野菜を食べてもらえるようにしたいです。
 自然栽培のお米で作った甘酒

 

【最後に】
農業の中でも、自然栽培という分野は0.002%というまだまだマイノリティです。
しかし、私が小さな一歩を踏み出すことで、
農業をする人や消費者が幸せになれるような社会をつくります。

 

“じょじょに”ではありますが、地に足をつけ努力をしていきますので、応援よろしくお願いします。